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最近の主な出来事  2004年6月〜8月


6・5 嘉手納基地の空軍兵約30人が「イラクの自由作戦」に参加するため出発した。

6・7 宮城悦二郎氏死去(71.名護市出身)。元琉球大学教授、沖縄県公文書館初代館長や県平和祈念資料館監修委員会長を務めた。

6・10 米空軍嘉手納基地の第18航空団から200人以上がイラクへ派兵されていることが明らかになった。

6・12 在日米海兵隊は、米軍関係者の事件・事故の増加に対応して、午前零時から午前5時の間、基地外外出禁止措置を開始した。解除の期限不明。

6・14 琉球銀行安謝市場出張所で所長の宮城政敏さん(54.。糸満市)が客の男に包丁で刺され死亡した。

6・14 那覇交通を北九州市の第一交通産業が買収。子会社「那覇バス」が7月18日から運行を引き継ぐことになった。

6・15 北谷町美浜の民家の庭で米軍戦闘攻撃機FA18Cホーネットからの落下物(金属片)が見つかった。

6・17 陸上自衛隊第1混成団第101飛行隊は、外国からの武力攻撃やテロに対処するための訓練を実施し、報道機関に初めて公開した。

6・23 強制連行された韓国出身戦没者の遺族40人が来沖、韓国人慰霊塔と平和の礎を訪れ慰霊祭を行った。

6・24 韓国出身戦没者を平和の礎に刻銘するための県の追跡調査を担ってきた韓国の洪鐘n明知大学教授(68)は県庁を訪ね、県が決めた調査中断に抗議した。

6・29 「第10回国際サンゴ礁シンポジウム」に参加した研究者ら、米軍普天間飛行場代替施設の建設予定海域を視察、建設に反対し座り込みを続ける住民と交流した。

7・8 強姦未遂と器物損壊の罪に問われていたキャンプ・コートニー所属のマイケル・ブラウン被告(41)に対し、那覇地裁は器物損壊と強制わいせつ未遂の範囲で懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役3年)を言い渡した。

7・11 第20回参院選で糸数慶子氏(56。無所属、沖縄選挙区)と喜納昌吉氏(56。民主党、全国区)が共に初当選した。

7・11 米軍普天間飛行場の返還を訴える宜野湾市訪米団(市長含め5人)が出発した。

7・14 米軍嘉手納基地に飛来している米海兵隊予備役飛行隊のFA18戦闘攻撃機ホーネットが数日に渡って近海にクラスター爆弾を投下した疑いがあることがわかった。

7・16 英国海軍のミサイル駆逐艦エクセターが乗組員の休養を目的に21年ぶりにホワイトビーチに寄港した。

7・16 久米島紬が国の重要無形文化財に指定された。

7・19 沖縄市内のディスコ三店舗に実施されていた米軍人・軍属・家族に対するオフリミッツが、状況は改善されたとして解除された。

7.20 地元新聞二社は外務省が保有を認めながら開示を拒否している日米地位協定の解説書「地位協定の考え方」の増補版を入手した。

8・2 沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団事務局長の平良夏芽さん(42)らは、米軍普天間飛行場代替施設建設計画の白紙撤回などを求めて、国会前で座り込み行動を実施した。

8・5 台風時、那覇空港内で足止めされた観光客を民間レベルで支援しようと、企業や個人でつくる「台風時観光客支援ボランティアヒューマンネットワーク(ボランティア友の会)」が発足した。

8・5 第二回沖縄平和賞は国際医療援助団体「AMDA(アムダ)」(アジア医師連絡協議会、本部・岡山市、菅波茂理事長)に決定した。

8・11 米軍キャンプ・シュワブ内「レンジ10」着弾地付近で、実弾射撃訓練による原野火災が発生、約175uを焼失した。

8・13 午後2時15分ごろ、米海兵隊ハワイ所属の大型輸送ヘリCH53D1機が宜野湾市にある沖縄国際大学の一号館本館に接触、墜落、炎上した。同機は墜落現場から400Mの所にある我如古公民館上空で尾翼を落下させ、バランスを失い回転しながら墜落した。黒煙と共に10数Mの火柱が上った。同機が接触した建物には職員が約20人いたが危険を察知して逃げ、全員無事だった。乗組員3人が重軽傷を負った。墜落の衝撃でプロペラの破片(長さ8M)や部品が現場向かいの住宅街を直撃した。現場に最も近い位置にある住宅では破片が窓ガラス、襖を貫通し、テレビを破壊した。窓近くには寸前まで赤ちゃんが寝ていた。他にも隣家のドア、水タンク、門の鉄筋などを破片が直撃し破壊した。民間人にけが人はいない。墜落と同時に隣接する普天間基地から米兵数十人が駆けつけ現場を封鎖した。伊波洋一宜野湾市長や沖縄国際大学職員は現場確認を拒否された。現場一帯は一時騒然となった。米軍が大学前道路も封鎖したため広範囲にわたって交通渋滞を引き起こした。

8・15 米軍はヘリ墜落後、自粛していた普天間基地での飛行を再開、午後4時過ぎC2A輸送機の離着陸訓練が確認された。

8・16 在沖米海兵隊基地司令官ジェームス・フロックは伊波洋一市長を訪問、謝罪すると共に事故機と同型機以外の飛行訓練再開を明らかにした。市長は反発、ヘリの飛行停止と普天間飛行場の閉鎖を求めた。その後、渡久地朝明沖縄国際大学長を訪ね謝罪。学長は米軍が現場を一方的に封鎖していることに抗議した。墜落現場では検証と機体搬送のため、米軍が勝ってに樹木を伐採した。

8・16 米軍は県警の現場検証の要請に対する回答を留保したまま、沖国大構内にあるヘリ残骸の撤去作業に着手した。

8・17 防衛庁は在日米軍司令部に対し、再発防止策が講じられるまでの間、普天間飛行場のすべての航空機の飛行を停止するよう求めた。

8・18 伊波洋一市長は関係省庁を訪れ面談を求めたが小泉首相は夏期休暇を理由に会わなかった。

8・18 宮古農林高校環境班が「水のノーベル賞」と呼ばれるストックホルム青少年水大賞を受賞した。宮古農林では八年間にわたり、リレー式で約90人の生徒が有機肥料「バイオ・リン」の研究に携わった。

8・18 嘉数知賢自民党県連会長は沖縄市で開催した一日政調会で、米軍ヘリ事故で抗議・要請行動を展開する稲嶺恵一知事が小泉首相と面談できないことについて、「(墜落事故が)一日早ければ会えた」と発言した。

8・20 米海兵隊は一時停止していたヘリの飛行を午前9時すぎに再開。同午後1時30分ごろからCH46ヘリなどが次々離陸した。県や宜野湾市に事前通告はなかった。

8・21 稲嶺知事は事故後初めて宜野湾市の沖縄国際大学の墜落現場を視察し「一番重要なのは危険の除去。精神面の安全確保も含め、日米両政府に強く求めていきたい」と述べた。

8・22 「対馬丸記念館」が那覇市若狭の旭ケ丘公園内に開館した。60年前のこの日、学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈され、1,418人が犠牲になった。

8・22 本島中部の民家で20代の女性が外国人とみられる男に暴行された。県警は在沖米軍にも捜査の協力を依頼した。

8・23 沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故について米軍は早い段階で墜落の危険性を察知して行動していた可能性が高いことが複数の目撃者の証言などで分かった。

8・24 普天間飛行場の提供施設内で、宜野湾市が駐車場として使用を認められている空き地が、通達もないまま21日朝から米軍によって閉鎖され、市民の車両20台以上が閉じ込められていたが、本日開放された。

8・27 稲嶺知事、小泉首相と会談。小泉首相は「関係省庁とあらゆる方策を講ずる」と述べたが現場を見てほしいという要求に対しては明言を避けた。

8・26 在日米軍司令官のトーマス・ワスコー中将は都内の日本記者クラブの講演で「乗務員は飛行コントロールが不能になった機体を人のいないところに(操縦して)行き被害を最小限に食い止めた」と称賛した。

8・26 普天間飛行場からCH46中型輸送ヘリコプター一機が嘉手納基地に飛来、滑走路上で約一時間低空飛行訓練を繰り返した。

8・29 沖縄本島地方周辺で異常潮位続く。那覇で満潮時、通常より30センチほど高い約135センチを記録した。

8・30 民主党の国会議員でつくる「米軍ヘリ墜落事故現地調査団」が伊波洋一市長と面談。現場を視察した。

8・31 他府県での米軍機墜落事故などの際には県警や消防本部との合同検証が認められていたことが31日までに分かった。



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